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TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2020 Report
  • モータースポーツ
  • 2020.10.22

7月25日、当初の予定から4ヶ月遅れでTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race2020 が開幕しました!

今シーズンはもともと全8戦の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、第1戦から第3戦までが中止に。
さらに残り5戦の順番が入れ替えられたため、スポーツランド菅生が開幕戦となりました。
DTEC TEAM MASTER ONEのドライバーは、98号車が近藤翼選手、97号車が新加入の篠原拓朗選手。
近藤選手にとっては2017年以来2回目の王座を狙うシーズン。
86/BRZ Race初出場の篠原選手にとっては重要なデビューシーズンとなる大事なレースです。

 

 

そして11月21~22日には、本大会の最終戦がツインリンクもてぎで行われました。
エントリー台数は35台で、スケジュールは土曜日に予選、日曜日に決勝レースとなっています。

この日は11月とは思えないほどの暖かさで、絶好のレース日和。

15分間の予選ではほとんどのドライバーがコースインせず、様子を見ていました。
アタック合戦が始まったのは残り10分を切った頃。近藤選手と篠原選手は連なってコースに入り、1周のみのワンラップアタックを開始。近藤選手は1分17秒180のトップタイムをマーク!

しかし、終了間際にアタックを行った#500坪井選手に更新され、惜しくも2位に。

篠原選手も近藤選手のスリップを利用し、2分17秒484の好タイムをマーク。自己最高の8位につけました。

 

 

22日決勝。

近藤選手はコースレコードを塗り替える2分16秒782のファステストラップをマークし、チームの実力を証明。

そのまま周回を続け、31位でチェッカーを受けました。
篠原選手はスタート後、5コーナーでのシフトミスにより21位に後退。その後は粘り強い走りで順位を上げ、7周目には17位まで回復。諦めずにプッシュしますが、追い上げもここまで。17位でチェッカーを受けました。

近藤選手はファステストラップを獲得したことにより、1ポイントを上積み。

合計39ポイントとなり、ランキング7位でシーズンを終えました。

目標だったチャンピオン奪還はなりませんでしたが、着実にマシンとドライビングを修正し、様々な形で結果を残すことが出来た本大会でした。

 

また、初参戦となった篠原選手も、限られたレース数の中でレース毎に成長を見せ、今後の活躍に大きな期待が持てる年となったようです。

 

 

途中結果はこちら(GR Garage MasterOne)